うちの新聞も、地元の下院・上院議員はもちろんのこと、郡の行政官、市議会議員、教育委員の選挙まで朝刊に載せるするため、報道局は締め切りギリギリまで粘って作業をしている。(ボクは朝のシフトを任されていたため、既に帰宅してのんびりとニュースを見ている。)
誰が次のアメリカ大統領になるかが、世界の動向に大きな影響を及ぼすのは間違いないが、それと同じくらい重要なのが連邦議会議員選挙である。
この四年間は、議会のこう着状態がアメリカに深い傷あとを残した。両党がお互いに一歩も譲らないことで、予算法案がなかなかまとまらず、米国債の格下げをまねいた。ティーパーティー運動やウォール街占拠運動で表面化したように、国内で右派と左派の両極化が進んでいるのが原因である。
大統領は議会の協力がなければ、選挙でかかげた公約はとても実現できない。大統領や他党議員と力を合わせて国を運営していくことのできる中道派議員が、どれだけ当選できるかが経済回復の大きなカギとなる。
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