自己紹介

自分の写真
米カリフォルニア州オレンジ郡を拠点に、英語と日本語の両方で記事を書く数少ないジャーナリスト。 アメリカの現地新聞社で、政治や経済、司法、スポーツなどあらゆる分野の記事を取材・執筆。 2012年には、住宅バブル崩壊が南カリフォルニア住民に与えた影響を調査した記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。2017年には、ディズニーや開発業者が行った政治献金を明るみに出した記事で、オレンジ郡記者団協会の調査報道賞を受賞。 大谷翔平の大リーグ移籍後は、米メディアで唯一の日本人番記者を務める。

2016年1月18日

ネイティブに勝つために必要なのは英語ではありません

以前、相手に興味を持つこと、話に耳を傾けることの大切さについて書きました。僕は仕事を通じて、これを日々実感しています。

ジャーナリストにとって、情報源との信頼関係を築くことは最も大切なスキルの一つ。時にはスクープにつながるような情報を得られることもあります。僕は司法担当として裁判所に入り浸っていた3年間、普段の何気ない会話を通じて、弁護士や職員との強い信頼関係を築くことができました。(ただし、公正な記事を書くことは更に大切です。)

といっても、機知に富んだジョークを飛ばしたり、相手が聞き入るような面白い話をしたりしたわけではありません。僕はただ相手の話を聞いていただけでした

このエントリーをはてなブックマークに追加