自己紹介

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米カリフォルニア州オレンジ郡を拠点に、英語と日本語の両方で記事を書く数少ないジャーナリスト。 アメリカの現地新聞社で、政治や経済、司法、スポーツなどあらゆる分野の記事を取材・執筆。 2012年には、住宅バブル崩壊が南カリフォルニア住民に与えた影響を調査した記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。2017年には、ディズニーや開発業者が行った政治献金を明るみに出した記事で、オレンジ郡記者団協会の調査報道賞を受賞。 大谷翔平の大リーグ移籍後は、米メディアで唯一の日本人番記者を務める。

2011年6月29日

草むしり文化についてちょっと補足

前回のエントリーを読み返して、「石の上にも三年」ということわざが頭に浮かんだ。

大辞泉では、「冷たい石の上でも3年も座り続けていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ」だと紹介されている。

これって、冷たい石の上に3年も座っていたら、いつの間にか居心地がよくなって、別の場所に移る気力がなくなるってことにもとれる。

草むしり文化は、人をコントロールしなきゃならない企業や政府にとって都合のよい価値観である一方、実は我慢を実践する人にも、proactiveな決断から逃れる言い訳に使えてしまう。

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