オリンピックにちなんで、職場で週に何度かゲーム大会が開かれています。
フリースローやPK、パッティングなどで、勝者には編集局長から酒屋のギフト券がプレゼントされます。
僕も「世界の首都当てクイズ」という地味な種目に参加。
こう見えても大学受験で地理を選択していた(自称)国際派であるため、新聞社とはいえど世界情勢に疎いはずのアメリカ人には負けないとの自信で臨みました。
とはいうものの、受験からは10数年のブランクがあるので、トイレにこもって密かに直前練習。スマホで首都リストを見てみると、驚くくらい忘れているではありませんか。しかも英語名と日本語名は必ずしも発音がマッチしていない。これはやばいと焦り、とりあえず有名どころだけ必死で暗記しました。
決戦に参加したのは6人。数十人のギャラリーが見守る中、僕はすかさず勝者の選ぶ中央レーンを陣取りました。アメリカでは勉強ができるというステレオタイプでならすアジア人の参戦に、周りは臆したことでしょう。