スローピッチソフトボールといって、ピッチャーは山なりのボールを投げなければいけません。通常ルールだと、ピッチャーの実力でほぼ試合が決まってしまうソフトボールを、レクリエーション用にアレンジしたものです。バッターが打ちまくるので、守備は10人。大抵のチームは外野手を四人置きます。アメリカでは、男女やレベルを問わずに参加できるレクリエーションスポーツとして人気です。
チームで唯一の報道記者であるぼくは、大学でソフトボールをやっていたので、素人相手にはそれなりの自信があります。それでもびっくりするのが、アメリカ人のパワー。上位から下位打線まで、普通のおっちゃんが、日本では見たことのないような柵越えホームランを放ちます。大して守備のうまくない素人が、ライトから三塁までノーバンで送球するようなことも目にします。こうしたフィジカルの差を見せつけられると、日本人の野手が、メジャーでなかなか活躍できないのも納得してしまいます。
ちなみにうちのチームには、なぜかそうしたパワフルな選手はいません。セコセコと内野手と外野手の間に落とすようなバッティングをする輩が集まっています。スポーツ記者らしい頭脳ソフトをみせたいものです。
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