さぞかし分厚い手帳を持ち歩いてスケジュール管理をしているのだろうと思い、法廷内で観察していたのだが、驚くことに紙の手帳を使っている弁護士はむしろ少数派であった。
その代わりに彼らが常に手にしているのが携帯電話。年配から若手まで、公判の合間をぬってはiPhoneやブラックベリーをいじっている。
多くのアメリカ人は、日本人ほど手帳に対してのこだわりがないため、あらゆる機能が一台でまかなえるiPhoneのようなガジェットが発売されれば、少しくらい不便な点があってもそれで済ませようとする。
日本人が重視する細かい使用感や紙質、手書きといったこだわりは、合理性を重視するアメリカ人にはなかなか理解されない。
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