自己紹介

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米カリフォルニア州オレンジ郡を拠点に、英語と日本語の両方で記事を書く数少ないジャーナリスト。 アメリカの現地新聞社で、政治や経済、司法、スポーツなどあらゆる分野の記事を取材・執筆。 2012年には、住宅バブル崩壊が南カリフォルニア住民に与えた影響を調査した記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。2017年には、ディズニーや開発業者が行った政治献金を明るみに出した記事で、オレンジ郡記者団協会の調査報道賞を受賞。 大谷翔平の大リーグ移籍後は、米メディアで唯一の日本人番記者を務める。

2009年11月26日

眠い(職場より)

明日は感謝祭でオフィスが休み。連休前に社員が早く帰宅できるようにと、紙面入稿の締め切りがいつもの午後11時半ではなく8時半である。仕事が早く終わるのは嬉しいのだけど、始業もいつもより早め。3時出勤の生活に慣れているので、早起きがつらいのなんの。スポーツ記者は完全に夜型生活になってしまうのだ。我慢できずにスターバックスで購入したカプチーノも、全く効き目がない。

うちはライバル紙に比べて締め切りが遅く、夜遅い試合でも翌日の新聞に載せることができる。それに慣れたお年寄りの読者は、明日の新聞を見てがっかりするに違いない。NBAや大学バスケは7時に始まる試合もあるが、残念ながらそれを待ってはいられない。米国では東海岸と西海岸で3時間の時差がある。東海岸の新聞社にとっては向こうの10時に始まる西海岸の試合は悩みの種に違いないと、こういう時だけ同情心がわいてくる。

感謝祭といえど新聞はきちんと発行されるので、取材の他に紙面デザインも手がけるボクらスポーツ局は、誰もいないオフィスに明日も出勤しなくてはならない。家族がこっちにいないボクは、同僚が家族で休日を過ごせるようにと、こういう時はなるべくシフトを引き受けるようにしている(特別手当もつくし)。感謝祭の伝統ともなったNFLをオフィスで観戦しながらの、まったりとした一日になりそうだ。

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