うちはライバル紙に比べて締め切りが遅く、夜遅い試合でも翌日の新聞に載せることができる。それに慣れたお年寄りの読者は、明日の新聞を見てがっかりするに違いない。NBAや大学バスケは7時に始まる試合もあるが、残念ながらそれを待ってはいられない。米国では東海岸と西海岸で3時間の時差がある。東海岸の新聞社にとっては向こうの10時に始まる西海岸の試合は悩みの種に違いないと、こういう時だけ同情心がわいてくる。
感謝祭といえど新聞はきちんと発行されるので、取材の他に紙面デザインも手がけるボクらスポーツ局は、誰もいないオフィスに明日も出勤しなくてはならない。家族がこっちにいないボクは、同僚が家族で休日を過ごせるようにと、こういう時はなるべくシフトを引き受けるようにしている(特別手当もつくし)。感謝祭の伝統ともなったNFLをオフィスで観戦しながらの、まったりとした一日になりそうだ。
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