自己紹介

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米カリフォルニア州オレンジ郡を拠点に、英語と日本語の両方で記事を書く数少ないジャーナリスト。 アメリカの現地新聞社で、政治や経済、司法、スポーツなどあらゆる分野の記事を取材・執筆。 2012年には、住宅バブル崩壊が南カリフォルニア住民に与えた影響を調査した記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。2017年には、ディズニーや開発業者が行った政治献金を明るみに出した記事で、オレンジ郡記者団協会の調査報道賞を受賞。 大谷翔平の大リーグ移籍後は、米メディアで唯一の日本人番記者を務める。

2017年1月3日

新年祝賀行事ローズパレードに行ってきました

ここ数年、我が家ではカリフォルニア州パサデナ市で行われるローズパレードが新年を迎える恒例行事となっています。

沿道で見守る70万人ほどの観衆に加え、全米のみならず世界中にテレビ中継されるこの元旦パレード。僕と奥さんは、この檜舞台に日本代表として参加するマーチングバンドのお手伝いをしています。

元日が日曜に当たった今年は、振替休日の今日1月2日の朝にパレードが行われました。子どもが生まれたばかりなので、奥さんは家に残り、僕一人でビデオ撮影係としてお手伝いに。

スタート近くの観客席でローズパレードをビデオ撮影。














日本代表として参加した岐阜商業高校は、エネルギッシュな演技で大きな歓声を浴びていました。地元紙パサデナ・スター・ニュースの最高の瞬間トップ5にも選出。ローズパレードとの架け橋となっている日米グリーンバンド協会が選ぶ参加校は、ダンスを取り入れた動きのある演奏をするので、いつも現地で注目を集めます。


僕が撮った映像ではないですが、岐阜商業高校の演奏です。

僕自身は吹奏楽もマーチングもやったことはありませんが、世界最高峰の舞台で人々を魅了できる学生さんたちを応援せずにはいられません。

ローズパレードに参加した学生さんたちが、わずか1、2週間ほどのアメリカ滞在で大きく変わる様子を目にしてきました。楽しませようとすればするほど、大きな声援で返してくれるアメリカのパレードやコンサートで演奏すると、日本の大会では得られない感動があるのだそうです。

これまでの想像や価値観に収まりきらない広い世界を知ると、自分を悩ませていることが小さいことに気がつきます。すると自然に自信とモチベーションが高まる。僕は小学校でアメリカに来た時、大学で留学した時にそんな経験をしました。国という枠や社会のプレッシャーなんかに縛られないで好きな場所で好きなことをしようと考えられるようになったのです。

ローズパレードに参加する学生さんたちにも同じような体験をしてほしい。そんな思いを胸に、これからもできる限り力になりたいと改めて思いました。

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1 件のコメント:

  1. 良いものを見せていただきました
    大きな視野が人を救い活躍できるチャンスを与えるのだと感じました

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