米国で自転車ロードレース人気を一人で牽引しているといってもいいランス・アームストロング。生存確率50パーセントと宣告された精巣腫瘍を克服し、ツール・ド・フランスで前人未到の7年連続総合優勝(1999年から2005年)を達成。タイガー・ウッズやマイケル・ジョーダンなどと並んで、その人気はスポーツ界だけにとどまらない。
2005年の優勝後に一度は現役を引退するものの、昨年には現役復帰を宣言し、今年の一月に見事カムバックを果たした。
そして4日に始まった今年のツール・ド・フランス。アームストロングは今日の第4ステージ終了時点でタイム差0秒の総合2位につけている。37歳という年齢ゆえに、26日の最終ステージまで脚が持つかが懸念されるが、もし総合優勝すれば最高齢王者となる。
アームストロングのドーピング疑惑が持ち上がるなど、米国に対してライバル心むき出しのフランスだが、パリのゴール地点で彼の勇姿を祝福する光景が見られることを祈っている。
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