自己紹介

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米カリフォルニア州オレンジ郡を拠点に、英語と日本語の両方で記事を書く数少ないジャーナリスト。 アメリカの現地新聞社で、政治や経済、司法、スポーツなどあらゆる分野の記事を取材・執筆。 2012年には、住宅バブル崩壊が南カリフォルニア住民に与えた影響を調査した記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。2017年には、ディズニーや開発業者が行った政治献金を明るみに出した記事で、オレンジ郡記者団協会の調査報道賞を受賞。 大谷翔平の大リーグ移籍後は、米メディアで唯一の日本人番記者を務める。

2009年7月8日

ロードレースの英雄

米国で自転車ロードレース人気を一人で牽引しているといってもいいランス・アームストロング。生存確率50パーセントと宣告された精巣腫瘍を克服し、ツール・ド・フランスで前人未到の7年連続総合優勝(1999年から2005年)を達成。タイガー・ウッズやマイケル・ジョーダンなどと並んで、その人気はスポーツ界だけにとどまらない。


2005年の優勝後に一度は現役を引退するものの、昨年には現役復帰を宣言し、今年の一月に見事カムバックを果たした。


そして4日に始まった今年のツール・ド・フランス。アームストロングは今日の第4ステージ終了時点でタイム差0秒の総合2位につけている。37歳という年齢ゆえに、26日の最終ステージまで脚が持つかが懸念されるが、もし総合優勝すれば最高齢王者となる。


アームストロングのドーピング疑惑が持ち上がるなど、米国に対してライバル心むき出しのフランスだが、パリのゴール地点で彼の勇姿を祝福する光景が見られることを祈っている。

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