自己紹介

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米カリフォルニア州オレンジ郡を拠点に、英語と日本語の両方で記事を書く数少ないジャーナリスト。 アメリカの現地新聞社で、政治や経済、司法、スポーツなどあらゆる分野の記事を取材・執筆。 2012年には、住宅バブル崩壊が南カリフォルニア住民に与えた影響を調査した記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。2017年には、ディズニーや開発業者が行った政治献金を明るみに出した記事で、オレンジ郡記者団協会の調査報道賞を受賞。 大谷翔平の大リーグ移籍後は、米メディアで唯一の日本人番記者を務める。

2009年7月16日

iPhoneで鞄がすっきり

iPhone 3GSを購入して、これまで鞄に入れて持ち歩いていた、たくさんのものが取って代わられることとなった。これまでの投資は何だったのかとへこむ一方で、軽装で出かけられるのはやはり気持ちがいいもの。

コンパクトデジカメ、Flip(アメリカではやりの動画カメラ)、電子辞書、iPod、ICレコーダーといった電化製品をはじめ、モレスキンのスケジュール帳までがいらなくなってしまった。

インタビューの録音にiPhoneのボイスメモを使ってみたところ、専用のICレコーダーよりファイルの管理が便利であった。取材した選手や監督も羨ましがっていた。

英語の学習に欠かせない電子辞書は、数年後にはiPhoneの標準装備になっているかもしれない。

これまで電子手帳やポケットPCなど色々試してきたものの、スケジュール帳だけは結局アナログに戻っていた。しかし、iPhoneで自分に合ったアプリケーションが見つかって、ついにその牙城も崩れる時がきたようだ。

ユーザーインターフェースに制限を加えないタッチスクリーンと、無限に生み出されるアプリケーションに支えられて、iPhoneは人々のライフスタイルのみならず、鞄の中身まで大きく変えてしまう力がある。

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