これまでにも日系企業は海外進出を行ってきたけど、現地採用の職員を幹部起用するのは珍しいという印象。重要なポストは、日本から3、4年の期限付きでやってくる駐在員が占める。
裁判所で知り合った女性の息子さんが、ある日系企業に勤めているんだけど、どうにもモチベーションがあがらないらしい。聞くところによると、管理職は代わる代わる日本からやってくる駐在員が独占して、努力しても昇進の道は閉ざされているんだとか。
こういったやり方じゃ、キャリア志向の強い優秀な米国人は応募してこない。アメリカ人は仕事ができなくて、働かないと駐在員がよく愚痴をこぼしているけど、米国の雇用形態や文化を理解すれば、見方も変わってくるかもしれない。
日本で培われた企業理念やシステムを崩したくないという気持ちも分かる。でも文化や社会システムの違いを受け入れてこそのグローバル化じゃないかな。
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