自己紹介

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米カリフォルニア州オレンジ郡を拠点に、英語と日本語の両方で記事を書く数少ないジャーナリスト。 アメリカの現地新聞社で、政治や経済、司法、スポーツなどあらゆる分野の記事を取材・執筆。 2012年には、住宅バブル崩壊が南カリフォルニア住民に与えた影響を調査した記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。2017年には、ディズニーや開発業者が行った政治献金を明るみに出した記事で、オレンジ郡記者団協会の調査報道賞を受賞。 大谷翔平の大リーグ移籍後は、米メディアで唯一の日本人番記者を務める。

2010年1月15日

スキーよ、かつての栄光いまいずこ

山道に耐え切れなくなった愛車が悲鳴をあげて、エンジン警告灯が点灯したものの、家からおよそ50分で何とか目的のマウンテンハイ・スキーリゾート(Mountain High Ski Resort)へ到着。

実に大学以来、7,8年ぶりのスキーである。

スキー場はロサンゼルス郊外から近いこともあって、平日なのにそれなりに混雑していた。若いスノーボーダーばかりで、スキーヤーは完全にマイノリティー。おそらく全体の5パーセントに満たなかったのでは?

スノーボーダーの男の子たちとリフトに乗り合わせたが、話が全く合わない。彼らの会話の半分がdudeとfxxcking awesomeで占められていた。「やばくねー」を連発する日本人といい、若者の語彙力が乏しいのは世界共通。しまいにはリフトからペットボトルを投げ捨てるという暴挙に出たため、さすがに堪忍袋の緒が切れた。

ゲレンデのあちこちには、パイプだかタバコだか知らないが、ガラクタのようなものがところどころ散らばっていて滑りにくいったらありゃしない。優雅で紳士な中年スキーヤーたちも、スキーの衰退を嘆いていることだろう。

ちなみにボクは久しぶりのスキー場の雰囲気に浮かれ、5時間滑り続けてリフトポイントを使い切った。周りのボーダーたちからは、「あいつ若いのにスキーなんかやって、しかも一人かよ。これだからオタクは」などと思われていたに違いない。





裾野に広がるのは、ボクの住むモハビ砂漠。


アメリカはスキー場でもやっぱりハンバーガー。



スキーにハンドルをつけたTrikkeという乗り物。マウンテンハイは、南カリフォルニアで2番目にTrikkeの使用を許可したスキー場。



結局日が暮れるまで滑った


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2 件のコメント:

  1. つぁいつぃー2010年1月16日 11:26

    あ、あたしもスキーヤー‥。。
    スキーができる前にボードに乗るのがイヤで。。

    眼下に砂漠が広がってるスキー場って、
    異様な光景ね。

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  2. ぜひこっちにスキーをしに来て下さい。同時に広大な砂漠も満喫していただけます笑

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