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米カリフォルニア州オレンジ郡を拠点に、英語と日本語の両方で記事を書く数少ないジャーナリスト。 アメリカの現地新聞社で、政治や経済、司法、スポーツなどあらゆる分野の記事を取材・執筆。 2012年には、住宅バブル崩壊が南カリフォルニア住民に与えた影響を調査した記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。2017年には、ディズニーや開発業者が行った政治献金を明るみに出した記事で、オレンジ郡記者団協会の調査報道賞を受賞。 大谷翔平の大リーグ移籍後は、米メディアで唯一の日本人番記者を務める。

2010年1月26日

In-N-Outなくしてカリフォルニアは語れない

今やカリフォルニア名物ともなったIn-N-Out Burger(インネンアウト・バーガー)。



1948年創業のこのチェーンは、ハンバーガー、フライドポテト(英語ではFrench Fries)、シェイクだけというシンプルなメニューながら、味とサービスに徹底してこだわり、一般人から有名人まで幅広い層にカルト的人気を誇る

現在240ほどあるという店舗は、フランチャイズ化せずに全て直営することで品質を保っている。ハンバーガーの作り置きや冷凍保存は一切せず、お客の注文を受けてから作られる。店には冷凍庫や電子レンジは置いていない。実際、ジャガイモからフライドポテトが作られる様子を、店内で何度か目にしたことがある。

それでいて、値段はハンバーガーとポテト、ドリンクを頼んでも500円程度(単品のみでセット価格はない)。

ファーストフードのようでありながら、ファーストフードの常識を覆している店なのだ。

ボクも数年前に初めて食べた時、ちょっとした衝撃を受けた。他のファーストフード店に比べて重すぎず、しかも飽きない味。カラッと揚げられているポテトも癖になる。味にうるさい日本人を連れて行っても、大抵気に入ってもらえる。



会社の方針で難しいかもしれないが、もしIn-N-Outが東京にオープンするようなことになれば、クリスピークリームとは比べ物にならないくらいのブームになるだろう。

西海岸に来る機会がある人は(カリフォルニア州だけでなく、ネバダ州、アリゾナ州、ユタ州にも店舗を展開している)、下のような看板を見かけたら、立ち寄ってみてほしい。



オマケ:実はIn-N-Outには、メニューには表示されていない商品もある。パティとチーズが三枚、もしくは四枚重ねになっている3x3と4x4(スリー・バイ・スリーとフォー・バイ・フォー)や、マスタードをパティと一緒に炒めたアニマルスタイルなど。

ボクのお気に入りは4x4。

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