アリソビエホの映画館で、The Intern(邦題「マイ・インターン」)を観てきました。
働く女性に大ヒットした『プラダを着た悪魔』の続編なのではないかとすら思わせる設定に、普段は映画館に興味を示さない奥さんも珍しく乗り気でした。
あらすじはいたってシンプルで、アン・ハサウェイ演じるファッションサイトの若き創業者が、70歳のインターン社員との交流を通じて成長していくというもの。制作側は、女性に加えて、シニア層をターゲットにしたのでしょう。場所柄もあり、観客には若い女性よりも年配者が多かったです。
映画の出だしは、ロバート・デ・ニーロ演じるインターンに焦点が当たり、退職した人生に物足りなさを感じるシニア層の心情をうまく描いていました。それが徐々に仕事と結婚生活の両立に苦しむ女性主人公へと比重が移っていきます。仕事に忙殺される主人公の葛藤に、共感する女性は多いでしょう。
働く女性に大ヒットした『プラダを着た悪魔』の続編なのではないかとすら思わせる設定に、普段は映画館に興味を示さない奥さんも珍しく乗り気でした。
あらすじはいたってシンプルで、アン・ハサウェイ演じるファッションサイトの若き創業者が、70歳のインターン社員との交流を通じて成長していくというもの。制作側は、女性に加えて、シニア層をターゲットにしたのでしょう。場所柄もあり、観客には若い女性よりも年配者が多かったです。
映画の出だしは、ロバート・デ・ニーロ演じるインターンに焦点が当たり、退職した人生に物足りなさを感じるシニア層の心情をうまく描いていました。それが徐々に仕事と結婚生活の両立に苦しむ女性主人公へと比重が移っていきます。仕事に忙殺される主人公の葛藤に、共感する女性は多いでしょう。
残念なことに、女性キャラクターが等身大で描かれているのに対し、中盤から後半にかけてデ・ニーロのキャラがどんどんフラットになっていきます。昔ながらのスタイルを貫くダンディーなおじさんが、会社で働く若者たちにアドバイスを送り、人気者になっていくという非現実的な展開。これでは、年配者たちも共感しきれずに、中途半端な気持ちで映画館を去ったでしょう。アンバランスな仕上がりでした。それでも、ハサウェイとデ・ニーロの存在感だけで、及第点に達するのはさすがです。
映画とは全く関係ありませんが、久しぶりに映画館でポップコーンを買って、改めてその大きさにびっくりしました。ドリンクが二つ付いてくるセットなので、二人分ということなのでしょうが、入れ物がまるでバケツです。食べても食べても減りませんでした。
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