セグウェイという乗り物を見たことがありますか。
ハンドルのついた電動立ち乗り二輪車で、アメリカでは警察官やモールの警備員などが乗っているのを見かけます。日本でも公園などで利用できるところがあるようです。
未来の乗り物として期待されていたのですが、一台数十万円と高額な割にスピードが出ないため、一般に普及することはありませんでした。2010年には、製造会社のオーナーがセグウェイを運転中に転落死するという皮肉な事件が。
セグウェイはビジネスとして失敗しましたが、最近アメリカではそれに似た製品が話題になっています。
Self-balancing scooterと呼ばれる立ち乗りスクーターで、セグウェイと同じように体の重心をコントロールして操縦しますが、ハンドルがついていません。ジャスティン・ビーバーなどのセレブがインターネットに動画を公開し、ここ半年ほどで普及しました。うちのアパートの敷地内でも、子どもやティーネイジャーたちが乗っている姿を見かけます。
どうやら中国の会社が開発したのが始まりのようで、最近では何社も似たような製品を出しています。セグウェイと違って、値段が600ドルから1500ドルくらいと一般人でも手が出る範囲。300ドルくらいのものでも、十分に使えるようです。
調べてみたら日本でも買えるみたい。ブームの予感がします。
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