自己紹介

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米カリフォルニア州オレンジ郡を拠点に、英語と日本語の両方で記事を書く数少ないジャーナリスト。 アメリカの現地新聞社で、政治や経済、司法、スポーツなどあらゆる分野の記事を取材・執筆。 2012年には、住宅バブル崩壊が南カリフォルニア住民に与えた影響を調査した記事で、カリフォルニア新聞経営者協会の経済報道賞を受賞。2017年には、ディズニーや開発業者が行った政治献金を明るみに出した記事で、オレンジ郡記者団協会の調査報道賞を受賞。 大谷翔平の大リーグ移籍後は、米メディアで唯一の日本人番記者を務める。

2009年12月21日

Hamburger Habit

ウエスト・ロサンゼルスにあるHamburger Habitというハンバーガーショップを訪れた。ハンバーガーを食べにわざわざ1時間半もドライブしたのは初めてかもしれない。


店内は50年代のアメリカの雰囲気を残す造り。かのIn-N-Outとどことなく似ている。ハンバーガー好きには知られている有名店とのことだが、日曜の夜ということもあって、そんなに混んではいなかった。


レジで注文すると、切れ込みの入ったトランプのカードを番号札代わりに、飴と一緒に渡された。バーガーはもちろん注文を受けてから鉄板で焼く。



待っている間、店内を眺めていると、日本語が目に飛び込んできた。古い雑誌の切抜きで、ロサンゼルスのハンバーガーショップ第10位に選ばれたようだ。なんとその隣には、日本人客が日本から送った手紙が張られていた。そんなこともあって、僕らが日本人だと分かると、店員さんが「アリガト」や「コンニチハ」などと話しかけてきた。ボクも気をよくして、スペイン語で「グラシアース」と返した。



作りたてのハンバーガーは思ったよりもパティ(肉)が薄い。鉄板でこんがりと暖められたバンズ(パン)が硬めだっただけに少し物足りなさが残った。それでも普通のファーストフード店と比べれば品のある味に仕上がっている。フライドポテト(英語ではfrench fries)はつくり置きをしていたのか、ちょっと硬かった。


デザートにバニラシェイクを頼んだのだが、これが当たりだった。ボクは濃厚味のアイスクリームは苦手なのだけど、ここのシェイクは飲みやすくて、バニラの風味を堪能できる。



シェイクの入ったカップをさかさまにするパフォーマンスを見せてくれた陽気な店員さん。

実は雑誌で9位に選ばれていたFatburgerにも行ったことがあって、ハンバーガーだけならそっちのほうが好み。アメリカ生活が長くなるにつれて、好物であるハンバーガーの味にはちょっとうるさくなってきている。



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2 件のコメント:

  1. 名前が似てはいるけど、違うチェーンだと思うんだけど、サンタバーバラのState Street にあるThe Habit ってバーガー屋さんは、とってもおいしいよ。アメリカで食べた中でも、かなりレベル高いと思う。ハンバーガー以外のサンドイッチもどれもおいしいの。他に店舗あるのかなー、サンタバーバラのしか行ったことないけど。

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  2. The Habitはゆりに連れてってもらったじゃん。覚えてないのかよ。チェーンだけど名前が似ている今回の店よりもうまかった。

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